リフォームの施工期間はどれくらい?助成金や工事前の注意点を解説

リフォーム費用

リフォームを検討するとき、「工事は何日くらいかかるの?」「その間は家に住める?」「助成金は利用できる?」など、施工期間について気になる方も多いのではないでしょうか。リフォームの工事期間は、工事する場所や範囲、住宅の状態によって大きく異なります。この記事では、場所別の施工期間の目安や、工事中の住まい方、助成金、工事前に知っておきたい注意点を紹介します。

リフォームの施工期間はどれくらい?

リフォームの施工期間は、工事の内容によって変わります。壁紙の張り替えや一部の床の張り替え、トイレなどの設備交換といった小規模な工事なら、1日~数日程度で完了するケースがあります。

キッチンや浴室、洗面所などの水回りリフォームでは、設備の交換だけなら数日程度が目安です。ただし、配管や床、壁なども一緒に工事する場合は、1週間前後かかることもあります。複数の部屋をまとめてリフォームしたり、間取りを変更したりする場合は数週間程度、住宅全体を改修するような大規模リフォームでは1~数か月程度必要になる場合もあります。これらはあくまで一般的な目安で、建物の劣化状況や工事内容、使用する設備の納期などによって施工期間は変わります。

主なリフォームの施工期間の目安は次のとおりです。

  • 壁紙の張り替え(6畳):1日程度
  • フローリングの張り替え(6畳):1〜2日程度
  • トイレの交換:半日〜1日程度
  • 洗面台の交換:半日〜1日程度
  • キッチンの交換:2〜4日程度
  • 浴室(ユニットバス)の交換:3〜5日程度
  • 外壁塗装(延床30坪程度):2週間前後

※配管の移設や下地の補修がない場合の目安です。外壁塗装は天候によって前後します。

リフォーム中も家に住める?仮住まいが必要なケース

壁紙の張り替えや設備の交換など、工事する場所が限られているリフォームであれば、住みながら工事を進められるケースがほとんどです。ただし、トイレや浴室、キッチンの工事中はその設備が使えなくなります。浴室なら近くの銭湯、キッチンなら外食や簡単な食事で過ごすなど、使えない期間の過ごし方を事前に決めておきましょう。

一方、間取りの変更や住宅全体を改修する大規模なリフォームでは、工事中に住み続けるのが難しく、仮住まいが必要になることがあります。仮住まいをする場合は、家賃に加えて、引っ越し費用が往復分かかる点も予算に入れておきましょう。

リフォームで使える助成金・補助金はある?

リフォームでは、工事の内容によって国や自治体などの補助金・助成金制度を利用できる場合があります。代表的なのが、省エネを目的とした断熱改修や窓のリフォーム、バリアフリー化、耐震改修などです。対象となる工事を行うことで、一定の条件を満たせば補助を受けられる可能性があります。

ただし、助成金や補助金には「対象となる住宅」「工事内容」「申請期間」などの条件が含まれます。制度によっては工事を始める前に申請・交付決定を受ける必要があります。「工事を始めてから申請すればいい」と考えていると、補助制度を利用できなくなる可能性があります。リフォームを決める前に自治体のホームページや窓口、業者などに確認することが大切です。

国の補助制度の概要は、国土交通省の「住宅リフォームの支援制度」のページで確認できます。一定の条件を満たすリフォームでは、所得税の控除や固定資産税の減額を受けられる場合もあります。さらに、固定資産税の減額が認められるケースもあります。

リフォームの施工期間で注意したいこと

施工期間については、単純に「工事日数」だけを確認すればよいわけではありません。まず注意したいのが、工事開始までの準備期間です。業者選び、現地調査、見積もり、契約、設備や材料の選定などにも時間がかかり、希望する設備の在庫がない場合は納品待ちによって工事開始が遅れることもあります。

また、リフォーム中に追加工事が必要になるケースもあります。壁や床を解体した際に、想定していなかった劣化や設備の問題が見つかることがあるためです。契約前には「工事期間はいつからいつまでなのか」「追加工事が発生した場合はどうなるのか」「工事中も生活できるのか」を業者に確認しておきましょう。

まとめ

リフォームの施工期間は、工事内容によって1日程度の小規模工事から、数か月かかる大規模リフォームまで幅があります。具体的な工期は住宅の状態や工事内容、設備の納期などによって変わるため、事前に業者へ確認しましょう。省エネ、バリアフリー、耐震などのリフォームでは助成金や補助金を利用できる可能性がありますが、申請時期や対象条件が決められている場合があるため、工事前の確認が重要です。工事内容ごとの費用については「リフォームの費用相場|場所別の目安と100万円の例」で詳しく紹介しています。