水道設備工事の施工期間はどれくらい?規模別の期間と助成金について解説

水道期間

水道設備工事を検討するとき、「工事には何日かかるのか」「工事中は水道を使えるのか」と気になる方も多いでしょう。水道設備工事は、蛇口の交換のような小規模な工事から、給排水管の交換や水回り設備の改修まで内容が幅広く、必要な期間も大きく異なります。この記事では、工事別の施工期間の目安や、工事中の断水・生活への影響、助成金・補助制度について解説します。

水道設備工事は基本的にどれくらいかかる?

水道設備工事の施工期間は、工事内容によって変わります。蛇口や水栓の交換など、比較的小規模な工事であれば、数時間から1日程度で完了するケースがあります。トイレや洗面台などの設備交換も、配管の大きな変更がなければ1日程度が目安です。

一方、給水管や排水管の交換・修理では、配管の位置や建物の構造によって数日程度かかる場合があります。床や壁を開けて配管を施工する場合は、配管工事だけでなく床や壁の復旧作業も必要になるため、さらに期間が延びることがあります。キッチンや浴室などの水回りを大規模に改修する場合は、数日から数週間程度かかります。正確な施工期間は現地の状況を確認しなければ判断できません。

主な工事ごとの施工期間の目安は次のとおりです。

  • 蛇口・水栓の交換:1〜2時間程度
  • トイレの交換:半日〜1日程度
  • 洗面台の交換:半日〜1日程度
  • 給湯器の交換:半日〜1日程度
  • キッチンの交換:2〜4日程度
  • 浴室(ユニットバス)の交換:3〜5日程度

※配管の移設や床・壁の補修がない場合の目安です。

工事中は水道を使える?断水と生活への影響

工事中は、作業内容に応じて水が使えない時間が発生します。蛇口やトイレの交換であれば、その場所の止水栓を閉めて作業することが多く、ほかの場所の水は普段どおり使えるケースがほとんどです。ただし、トイレの交換中はトイレが使えないため、作業時間を事前に確認しておきましょう。

一方、給水管の交換など建物全体に関わる工事では、水道メーターの近くにある元栓を閉めるため、家全体が数時間程度断水することがあります。浴室の交換工事では、工事期間中の数日間は入浴できないため、近くの銭湯を利用するなどの準備が必要です。キッチンの交換中も調理ができなくなるため、外食や簡単な食事で過ごす計画を立てておくと安心です。

工事内容ごとの費用については「水道設備工事の費用相場は?100万円でできる工事例」で詳しく紹介しています。

水道設備工事に助成金はある?

水道設備工事で利用できる助成金や補助制度があるかどうかは、工事の内容や自治体によって異なります。自治体によっては、節水型トイレなど省エネ・節水につながる設備への交換、高齢者や要介護者などを対象とした住宅改修、老朽化した給排水設備に関する支援制度などが用意されている場合があります。

ただし、すべての水道設備工事が助成対象になるわけではありません。また、工事を始める前に申請することが条件になっている制度もあるため注意が必要です。利用できる制度があるか確認したい場合は、お住まいの自治体の公式サイトや窓口で確認しましょう。

要介護・要支援の認定を受けている方が、手すりの設置や和式便器から洋式便器への取り替えなどを行う場合は、介護保険の住宅改修費の支給を受けられることがあります。支給の上限は原則20万円までで、自己負担は所得に応じて1〜3割です。工事前にケアマネジャーや自治体の窓口に相談しておきましょう。

施工期間を短くするためのポイント

水道設備工事をスムーズに進めるためには、事前に工事内容を明確にしておくことが大切です。希望する設備や工事内容をあらかじめ整理しておくと比較しやすくなります。また、追加工事が発生する可能性や、水道を使用できない時間・期間についても事前に確認しておきましょう。特に大規模な工事では、設備の納期によって施工開始日が変わることもあります。契約前に「いつ工事が始まり、いつ終わる予定なのか」を確認しておくことが重要です。

まとめ

水道設備工事の施工期間は、蛇口交換などの小規模工事なら数時間から1日程度、配管工事なら数日程度、水回り全体の改修など大規模な工事では数日から数週間程度かかる場合があります。工事中は場所によって水が使えなくなるため、断水の時間や生活への影響も事前に確認しておきましょう。また、助成金や補助制度は自治体や工事内容によって条件が異なります。工事前に自治体の窓口などで調べておくと安心です。